柄谷行人を解体する

批評家・柄谷行人を―カント、マルクスを視軸にして―読む

10.13さようなら原発集会

昨日、大阪から15時頃、日比谷公園に着いた。 たんぽぽ舎の方はいたが associations.jpのノボリ、人々を見つける事が出来なかった。

beat crazy Presents Special Gig B.C. ONLY+1 2012 なんばHatch

@_HOTEI さらば青春の光、ボウイのナンバー、C'MON EVERYBODY歌いました!ベースを生かした曲多かったですね。まこっちゃんのドスドスドラムで布袋ソロ曲は印象が変わって面白かったです 2012年10月12日 - 0:18 『新約聖書』(新約聖書翻訳委員会訳、岩波書…

「マルコによる福音書」

「マルコによる福音書」『新約聖書』(佐藤研訳、岩波書店)表題(マタイ一1、およびルカ一1-4参照)1 1[神の子*]「イエス・キリスト*の福音*」の源。 浸礼者ヨハネの活動(マタイ三1-12、ルカ三1-17、ヨハネ一19-28)6そしてヨハネはらくだの毛ごろ…

松本哉・鹿島拾市「3.11以降の運動そして文化を語る」

厚木の会社で3月から派遣で仕事をしていたが 11月からパートになり、65歳まで仕事が出来るという。 水道橋、スペースたんぽぽ。 【associations.jp】連続トークイベント第一回 松本哉・鹿島拾市 「今、やっていること、今、言いたいこと、これからやってみ…

マルクス ”Die Deutsche Ideologie” (三木清訳)

マルクス "Die Deutsche Ideologie" (三木清訳)人は意識によって、宗教によって、その他好みのものによって、動物から区別せられ得る。自然は人に対して初め一の全然外的な、全能な、侵し難い力として対立する、……それは自然についての一の純粋に動物的な…

Chim↑Pom展

昨日、渋谷パルコ。 ポール・ド・マン『盲目と洞察 現代批評の修辞学における試論』 (宮崎祐助・木内久美子訳、月曜社) 『週刊金曜日』臨時増刊「さようなら原発 路上からの革命」 吉本隆明『マチウ書試論 転向論』(講談社文芸文庫) を購入。『盲目と洞…

和辻哲郎『人間の学としての倫理学』(岩波文庫)

和辻哲郎『人間の学としての倫理学』(岩波文庫) アリストテレスはかかる意味のpolitikeを、すなわち「人間の学」を、真実の主要技術(arkhitektonike)として取り扱った。 なぜならすでに第一批判末尾の「純粋理性のArchitektonik」の章に、言葉も内容もほ…

アンリ・ベルクソン「知的努力」(一九〇二年)

ソシュール研究者の前田英樹はベルクソンを語るようになったが 確かにベルクソンはソシュール的な事を述べている。 アンリ・ベルクソン「知的努力」(一九〇二年) "L'Energie sprituelle" 『精神のエネルギー』(原章二訳、平凡社ライブラリー) 解釈が正確…

【愛豚無罪か】柄谷行人を解体する44【日中戦争?】

http://www.logsoku.com/r/philo/1348041312/ 【愛豚無罪か】柄谷行人を解体する44【日中戦争?】 994愛豚無罪 日中戦争 柄谷行人1 : 惰民党宣言[] 投稿日:2012/09/19(水) 16:55:12.92 0 愛豚無罪、愛豚無罪、、、、そう唱えていればきっと平和は訪れ マッス …

蒼井そら「我们人民友好。」

http://weibo.com/1739928273/yBK5M4frhEx-Porn Star’s Viral Call for Sino-Japanese Peace [SFW] http://blogs.wsj.com/chinarealtime/2012/09/15/ex-porn-stars-viral-call-for-sino-japanese-peace-sfw/ http://s.wsj.net/public/resources/images/OB-UP…

翻訳者の使命

旧約聖書はヘブライ語、新訳聖書はギリシャ語で書かれているという。 日本で言えば、漢文で書かれた記紀万葉、 仮名で書かれた古今集・大鏡に対応するだろうか。ベンヤミンに「翻訳者の使命」という文章があったが 欧米で翻訳と言えば、基本的に聖書のドイツ…

セム語族

田川建三『書物としての新訳聖書』(勁草書房) 今ではよく知られているように、キリスト教発生当時のパレスチナの言語はアラム語である。古代オリエントの言語はほとんどセム語に属する。たとえばヘブライ語、アラム語、シリア語など。現代の言語のうち最も…

原子力ムラの責任を問う〈9・11経産省・規制委員会包囲アクション〉

経産省前。associations.jpの方々と会った。福島から来た方の演説によれば 福島第一原発とその周辺で仕事をしている人々は警察を含め 鼻血、血尿の人が多く、自殺者も多いのだという。

預言と予言

田川建三『イエスという男』(作品社) その直後に渡独し、ゲッチンゲン大学の教員をして食いつなぎながら、第二回(本書第二章、『歴史と人物』一九七二年十月号)、第三回(本章第三章及び第四章一―三、『情況』一九七四年三月号)を公表した。第三回以降…

舟大工・イエス

田川建三は、イエスは舟大工でもあったかもしれないと書いていて ますます吉本隆明と共通するのではないか、と思ったら 吉本への言及があり、その記述が吉本に近い感じがした。吉本隆明はイエスが自分の家と同様、大工であった事を 意識していたのではないだ…

田川建三『イエスという男』(作品社)

田川建三『イエスという男』(作品社) 処女マリアから生れた、というのも、エルサレムの近郊ベツレヘムで生れたというのも、同時期に作られた伝説である。キリスト紀元五十年代に、つまりイエスの死後二十年ほどたってから著作しているマルコやパウロは、ま…

スピノザとわたしたち

スピノザ『国家論』(畠中尚志訳、岩波書店)マルチチュードの力によって規定されるこの権利は通常主権と呼ばれる。 アントニオ・ネグリ『スピノザとわたしたち』(水声社)こうした流れのなかで、一般意志の理論がルソーによってある種完璧に理解可能なもの…

被造物の嘆きと望み

富岡幸一郎『カール・バルト『ローマ書講解』を読む 悦ばしき神学』(五月書房)を 読んでいて「2001年宇宙の旅」を思い出した。 被造物、石=モノリスは神の子=スターチャイルドを待っている。 スターチャイルドはキリストのように処女懐妊であるという指…

交換不可能な生産諸様式

イエスの養父ヨセフも吉本隆明の父も大工であったという。 吉本隆明 実家は熊本県天草市から転居してきた船大工で、貸しボートのような小さな船から、一番大きいのは台湾航路で運送の航海をするような船を作っていた。http://t.co/Tw3f32F6 ナザレのヨセフな…

共同して飲食すること

(マタイ二六章26)、マルコ一四章22、ルカ二二章19〔これを〕取りなさい。これはあなたがたに与えるわたしの体である。わたしを記念するためにこれを取りなさい。 マタイ二六章27〜28、(マルコ一四章24)、ルカ二二章(19)、20同様に酒杯をとって言う。あ…

ヴィリリオは、すべて面白い! あと、キトラーもいけます。

『サミュエル・ベケット!』(水声社) の 木内久美子「演劇の〈今(maintenant)〉を転倒させること」で faint(かすかな)とfantome(亡霊の)が関連あるらしい事が分かり 岡室美奈子「霊媒ベケット」で デリダ『ユリシーズ グラモフォン』 キットラー『グ…

垣口由香「歓待の失敗 『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ」

岡室美奈子・川島健・長島確編『サミュエル・ベケット!―これからの批評―』(水声社) にある 垣口由香「歓待の失敗 『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ」は カント、バンヴェニスト、デリダが言及した歓待に注目していて刺激的だった。 垣口由香「歓待…

折口信夫「異郷意識の進展」

折口信夫「異郷意識の進展」『折口信夫文芸論集』(講談社文芸文庫)即、出石の神宝を護っている、此民族の中から出た田道間守がときじくのかぐのこのみを将来した南方支那は、出石人の故地であったのである。後の浦島ノ子伝説は勿論、既に田道間守の話にも…

人類史のなかの定住革命

萱野稔人・神里達博『没落する文明』(集英社新書)萱野 農耕の始まりについては、筑波大学の西田正規さんが書いた『人類史のなかの定住革命』という本にも興味深い指摘があります。 この本によれば、定住こそ人類史におけるもっとも大きな革命であり、それ…

個人析出のパターン

柄谷行人氏が言ったように トクヴィルが注目したニューイングランドのタウンシップ (西海岸には存在しなかったという)は イオニアのイソノミアと同様と 考える事ができるようだ。 富永茂樹『トクヴィル 現代へのまなざし』(岩波新書)『デモクラシー』で…

暴力はどこからきたか

萱野稔人・神里達博『没落する文明』(集英社新書)萱野 たとえば、なぜ人類は夫婦のもとで家族という形態をつくるのかという問題について、霊長類学者の山極寿一さんは『暴力はどこからきたか』のなかで、ゴリラやチンパンジーの研究から、子殺しの防止のた…

萱野稔人・神里達博『没落する文明』(集英社新書)

ヘーゲル『歴史哲学講義』世界史は東から西へとむかう。 萱野稔人・神里達博『没落する文明』(集英社新書)神里 ノンフィクション作家のレベッカ・ソルニットさんの『災害ユートピア』が、3・11後、日本でも注目を集めましたが、歴史家の北原糸子さんは三…

秋葉原ワシントンホテルで夕食を

和賀正樹「移動と遊行――中上健次の宗教空間」● 部落寺院(エタ・穢多寺)・・・江戸時代に発生。西本願寺が537寺(近世末)、東が124寺(1922年)。河原門徒。穢僧は本山で剃髪できず。「自剃刀」。学林・学寮で学べず(1783年)。 ※東本願寺・大谷大学。…

折口信夫「沖縄に存する我が古代信仰の残孽(一)」

折口信夫「沖縄に存する我が古代信仰の残孽(一)」 『折口信夫芸能論集』(安藤礼二編、講談社文芸文庫) 沖縄の宗教は、僧袋中の命けて、「琉球神道」と申し候とおり、我が国の固有信仰と全く同一系統に属するものに有之、神道の一分派或は寧ろ、其原始形…

地震と大津波

「別冊太陽 中上健次」中上紀「『鳳仙花』 「路地」に生きた女の肉体と魂の輝き」 また、主人公の人生の大きな節目に、終戦前後に紀州を軒並み襲った二度の地震と大津波が投入される。中上紀「豊穣なる「語り」のイニシエーション 『紀州 木の国・根の国物語…